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京大馬術部 厩舎日記 kyodaiuma.exblog.jp

毎日のしるし


by kyodairiding

四回生ブログ5

お久しぶりです、四回生の梅田です。

今ブログを書くにあたって前四人のブログを改めて読んでいたのですが、なんというか感無量ですね…
昔この代は全員バラバラな方向向いてるからまとまりがないんだと怒られたこともあったような気もしますが、ある意味このバラバラ感が個性だったのかなとも思います。少なくとも私はこの代でよかったなあと思います。うまくいえないですけど、バラバラなりにみんなそれぞれの目標に向かって、助け合ってこられた四年間かなあと思うからです。

さて、四年間の思い出を語れとかいう企画ですが、私の四年間はまだ終わってません!
ついに今週末にまでせまった夏関こそが私の決戦の時だからです!

だから四年間の思い出について語るのはとりあえず夏関終わるまで保留として、今回は意気込みだけ書かせてもらおうかと思います。

まずは欅。汗よりも涙よりも体力よりもこの二年間彼にささげたのは無限の愛でした。まだまだ若い馬ですし、試合で結果を残すとかよりは、次に下の子に欅をおろすことになったときにこの子は私の自慢の息子だよ、って安心して託せるような馬に育ってくれればそれでいいかなあと思っていました。
だからまさか予選に出るとは思っていなかったですし、人馬ともにまだ未熟で学典に出るのは恐れ多いのですが、欅のデビュー戦。親として息子にしてやれる最後の仕事。5年後、10年後の欅の将来につながるような経路を回ってきたいです。

…と仰々しいこと書きましたが、実際今の私の脳内は欅1割ほど二走9割ほどで埋め尽くされています。
ご存じ?京大のエース牛・駒王丸とともに二走に挑戦します!最近は夢の中ですらうしに乗っていまして、完全に二走にうなされています。

うしには無限の愛は注いでいませんが(笑)、なんだかある種の運命みたいなものを感じています。
新人障害から、馬付き、預かっていた期間も含めれば一年以上の責任者…数奇な運命ですよ、まじで。
もう一頭がやんちゃ息子だったこともあり、うしには絶大な信頼を置いていまして、ぶっちゃけうしが俺の背中にしがみついてりゃ全学連れっててやるよ!と言ってるように聞こえる時もあります(笑)。

なのであとは人がどこまで食らいつけるかです。私は非常に失礼な話ですが、二走=帰ってこないものという勝手なイメージを持っていました。しかしいざ自分が挑戦する立場に立つとそのレベルの高さ、プレッシャーにただただ圧倒されるばかりで塩田さんはじめ歴代うし責任者は本当にすごいなあと思います。だけどそんなうしを私に託してくれた同回生、歴代責任者、指導、応援してくださるたくさんの人々・・・負けるわけにはいきません。二走=帰ってくるもの、常識を覆すような走行を目指します!

結局長くなっちまったじゃん!次現れるときはぜひ良い報告を持って帰ってきたいです。

ではトリを飾ってくれるのは一足早く全学をキメた男、はしもっさんで
Commented by Javaさん at 2013-07-11 21:38 x
梅さんの梅梅しさが文体に現れていますね。
梅さんは"持ってる"側の人間だと思いますので、特に心配はしていません。知能を向上させたうしさんと共に、全学への切符を手に入れることと信じています。
さて、うしさんのことはおいといて、梅さんと言えば、二年連れ添った愛児・欅でしょう。欅に「無限の愛」を注ぎ、我が子のように彼を慈しむ姿には、多くの部員が"OKAN"を感じ取ったはずです。
by kyodairiding | 2013-07-11 19:37 | 企画 | Comments(1)