こんばんは。トースターを手に入れて楽しい2回生の小山です。先ほどは食パンの上にスライスチーズと雪見だいふくをのせて焼きました。激うまでした。
役職はちょんぼをつかさどる記録、担当馬はチェリッシュハートあらため「秋桜」です。読みはコスモス、略称はCsです。エヴァンバローズがスピードワゴンになったのと同時に改名しました。どちらも深夜の乗松家での二回生の勢いから生まれた名ですが、馬の雰囲気にあった良い名だと思って決めました。ところがいまだに呼びなれず、「チェリさん」と呼んでしまいます。桜だからこのままでもいいかなと思っています。
そんなチェリさんですが、始めの1ヶ月ほどは調馬索を中心に一生懸命運動していたものの、競馬でやられた脚が追いつかず、治療第一の常歩生活に入ってしまいました。今はだいぶ回復して、あともうひと踏ん張りというところです。また、満足な運動ができなくなった頃から、ずいぶんとビビりになってしまいました。物音にびびり、向かってくる馬にびびり、一度びびったことのあるものにびびり、落ち着いて歩いているだけで嬉しくてたまらないくらいの毎日です。せっかくできるようになってきた調馬索を回したい、常歩で覚えたことを速歩で試したい、と焦る気持ちを抑え、ちゃんと運動できるようになることを信じて、ゆっくりと日々を共にしています。
彼女は今はそんな状態ですが、大人しく、真面目で、素直で、物覚えがよくて、どうにか運動できる馬になってほしいと願うほどの十分な気質を持っています。脚とうまく付き合っていくことさえできれば、必ず良い馬になれると思います。10年後やもっと先に、彼女の活躍を耳にすることを夢見ています。
コーチの原さんにはいつも本当に助けていただいて、なんと感謝したらいいか分からないくらいなので、あまりぐだくだ語らないことにします。今季の終わりや原さんが京大を去る春に、大いに成長した姿を見せたいと思います。
ここで終わりそうな雰囲気ですがまだ続きます。私は秋桜がまだまだ未熟な新馬であるために、馬付きとしてアイリにも乗せていただいています。なかなか上手くいかないことばかりで、今のところ辛い時のほうが多いですが、アイリにたくさん乗せていただいて、薄木さんと中村氏にたっぷり面倒見ていただいて、思えばこの4ヶ月でずいぶんたくさんのことができるようになりました。すごく気持ちよく乗れる瞬間がたまにあって、最近はアイリがこんな風に運動できる時間をすこしでも長くしてあげたいと思いながら乗ったりしています。
長くなりましたがこれで終わります。最後に先月大原で見た秋桜がきれいだったので写真をあげます。
次は肉を買っては焼いている榊原にお願いします。
追記:ご要望におこたえしてスライスチーズ雪見だいふくトーストの写真を載せます。
こちらです。