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京大馬術部 厩舎日記 kyodaiuma.exblog.jp

毎日のしるし


by kyodairiding

自己紹介Final


大変お待たせして申し訳ありません。
4回生の主将の鶴見です。

ながーく続いてきた自己紹介も自分で最後です。
2年ぶりに自己紹介のバトンをゴールまで運べて感慨深いところです。

新歓も一つの大きなヤマを越えました。(もちろんこれからも続きますが…)
今のところ、馬術部は10人の新入生を迎えて、馬場もにぎやかになっています。
一方、自分も今年から生物系の研究室に配属され、毎日のように細胞と戯れる日々です。
一昨日にちょうど研究室のほうでの新歓コンパがあり、新歓しながら新歓されるという不思議な気分を味わっていました。


現在の担当馬はトルバドゥール(栗毛)です。
サブの時から関わってきているので、およそ3年ほどの付き合いになります。
栗毛サブになった当時はいろいろと問題児で、曳き馬はできない、放牧では人に襲い掛かる、馬出しでたまに乗せてもらっても、ほかの馬に威嚇したり、急に立ち上がったり、調馬柵場に逃げたりなど正直ロクでもない馬でした。ただただ栗毛をコントロールして乗れる人はすごいなー、と思っていました。
た代替わりが近づきサブとしての生活も終わりに近づいてきたころには、馬出しも逃げられずにある程度はできるようになり、曳き馬も危ないシーンがありながらも一人で行けるようになり、と成長はできました。しかし2回生のうちは違う馬を持たせてもらって、最終学年で栗毛をもつ資格があるといわれるほど上手くなれるよう頑張ろう、と思っていました。

そう思ってたのも束の間、代替わり1か月後に栗毛も持つことになり、格闘の日々が始まりました。まずは自分で駈歩の輪乗りをできるようにすることから始まりましたが、毎日のように苦しんでいました。やっと自馬場でできるようになったことも、試合場では栗毛本来の姿を見せてしまい敗北してしまっていました。ただ試合等で心を打ち砕かれても、例えば曳き馬がスムーズにできたり、放牧でも栗毛のほうから自分に寄り添って来たりというように、少しずつ馬の成長を感じれるというのが支えでした。

再び代替わりをむかえ、もう一年栗毛と心中することとなりました。乗るほうでは相変わらず苦しみ続けましたが、だれでも安全に曳き馬できる馬になり、構外外乗にもいけるようになり、試乗会にも使える馬になりました。乗るほうでも最近はやっと人がコントロール出来始めて、以前よりも乗ることが楽しくなっています。さらに下回生の練習にも安心して使えるようになり、部内での評価もうなぎ上りです(当社比)。

試合でも、この前の四月月例ではじめてまともに経路を回ることができ、2回生の榊原とともにアベック2位を達成することが出来ました。その後の春関でもL1でいい成績を残すことが出来ていい流れで来ていると思います。栗毛はポテンシャルさえ発揮してやれれば成績を出せる馬だとみんなに言われているので、人が邪魔せず馬の力を最大限に発揮させてやれるようにあと2か月弱全力で頑張りたいです。

自己紹介Final_f0161323_10082031.jpg

もう一頭、パシフィアについても触れておきます。
彼は去年の4月にうちに来て、その姿に一目惚れをしてしまいました。
それから7月まで担当したのですが、代替わり後担当が3回生の青木になってからも何度か乗せてもらい、先日行われた淀大会でついにデビューしました。
自分はLC、青木はNVを一度も反抗されることなく完走し、デビュー戦としてはこの上ない成績だったと思います。
まだまだ課題はたくさんありますが、きっといい馬になってくれると信じています。

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ついでにメテオラについても触れます。
すごいいい馬になったなー、って感じです。
大倉には、自分が叶わぬ夢に終わったLAをしっかり完走してほしいです。


これで自己紹介は終わりです。次は新入生にバトンをつなぎます!

by kyodairiding | 2016-05-22 10:12 | 部員紹介 | Comments(0)