代々の偉大な主将の方々が大切に受け継いできた主将パワー、それをもっぱらかわいい下級生へのパワーハラスメントに費やしている薄木くん。そんな
偉大な薄木大先生からトリを指名されました、3回生の大倉です。これが現役部員最後の自己になります。現在部員が27人!もいます。ここまで長かったですね。泣いても笑ってもこれが最後です。 現在僕は副将をやっております。副将業務については多く語れません、語りませんが、馬についてはメテオラという可愛い馬(サラブレッド)の責任者と、後藤くんという可愛さなくて憎さ百倍の髭面の男(ホモ・サピエンス)の責任者をしております。頼むから実験中にキレるのはやめてください。後生ですから。
メテオラについてですが、京大の誇る問題児にして永遠の新馬と言われたのも今は昔、昨年の春には新人馬場に2回生を出すなど着実に進歩しております。最近は1回生の良質な!練習鞍を!捻出しております!!この間調馬索を回している時に、「何故ぼくはメテオラで1回生に号令をかけているのだろうか?」と深刻な疑問を抱きましたが。メテオラも「何でボク1回生乗せてるのん??」というトボけた顔をしていたので、あれこそが我々の目指すべき人馬一体の境地だったのかもしれません。センタードライディングはここにあったのです(嘘)。メテオラとは1回生でサブに着いた時からの腐れ縁です。後少し短い間、こいつとどこまで行けるか頑張ってみたいと思います。
もう1頭面倒を見ている後藤というホモサピですがこいつがどうなっていくのか、その行き先が白い壁の病院でないことを祈りつつ、なるべく、なるべく遠い所から見守りたいと思います。僕が関わっている厩舎には、コーチのジャマイカンブラックドラゴン、腐れ縁の瞬間湯沸かし器、馬付きの蛮族(パーセルマウス)、育ちのいいドSのお嬢と猛獣しかいません。京大の山極総長は、京大生という猛獣に対する猛獣使いになりたいとおっしゃっていましたが、僕も監督に教えを乞うて立派な猛獣使いになりたいと思っています。
馬という獣と分かりあうのはやはりとても難しいことです。3年間馬術部にいて、間も無く4年目に突入しますが、まだまだ分からないことだらけです。また言葉の通じる人間同士ですら、時に猛獣のように感じられ、なかなかうまくやっていくことが難しいこともあります。部員が27人もいればなおのこと、いざこざ等はありますが、それでもなんだかんだと楽しく騒がしく部活をやっています。これからもどうか生暖かい目で見守っていてください。どうぞよろしくお願いします。
3回生 大倉
現役部員の自己紹介は終わりましたが、昨年引退された4回生の自己紹介に移りたいと思います。トップバッターは高月の夜の猛獣、寒川さんにお願いしたいと思います!