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京大馬術部 厩舎日記 kyodaiuma.exblog.jp

毎日のしるし


by kyodairiding

二回生自己紹介 part6

どうも。ヒロシこと橋本です。
一回生の時に書いたように、ヒロシというのは本名とはかすりもしてません。
ですが、コーチを中心に橋本ヒロシという名前だと思っている方が多発しており、某コーチにはつい最近までそう思われており、本名はヒロシではないと言ったら、度肝を抜かれたように驚かれてこっちが驚きました。まぁ、どう覚えられていようが何でもいいです。

前回のエントリーで書いたように、自分は現在、五月に来たばかりのキブリヤーウを担当しています(ちなみに呼び名は「ブリちゃん」)。どんな馬かというと、まぁデカい。体高が自分の身長(177.1cm)くらいあり、普通に馬房の扉の上から襲ってきます。


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去年まで日本の競馬界を大いに盛り上げたキタサンブラックは体高が172cmあり、同じくらい大きいそうです。でも、キタサンブラックは足がすらっとして長い、典型的なステイヤー体型だったのに比べ、この馬は別に足がすらっとしてるわけでもなく、体格相応に骨格がとても太いという印象です。ですが、骨格は太いのですが、筋肉が発達しているわけでもなく、普通の馬の二倍の量の草を与え続けてもいまだにあばらが浮いていて馬体がまだ完成していないように思われます。

そして動きはというと、まぁ力が強く、動きが大きくて一言でいうと疲れます。でも後肢は硬いところはあるものの、前肢の運びはとてもきれいで、全体的に歩様がとても良く、背中の反動も大きくないので、乗ってて疲れはしますが非常に乗りやすいです。
運動中にほかの馬にビビったりするところも恐ろしいくらい全くなく、新馬らしからぬず図太さがあります。
正直、配馬を希望するときに、あのでかい馬に乗れるのは自分くらいしかいないだろうというとやや適当に考えて希望を出したので、まともに運動できず全く自分の馬乗りの練習にならないことも普通に考えていましたが、動きに変な癖もなくメンタル面で苦しむこともなく、それでいて一日一日着実に成長していくのを見ることができるという新馬担当者が独占できる醍醐味もあり、完全に当たりくじだったと思っています。虫が大量に沸いてさえいなければ、手入れも普通に落ち着いてでき、人間が股間を洗ってもまたっく動じることもないので、同じ新馬だったら晴嵐のほうが大変だと思ってさえいます。

七月に代替わりして責任者になって以降、日々の練習や手入れに加え、授業、バイト、体育会、そして夜の曳馬と、もしかしたら高校の頃以上に忙しい生活を送っているのですが、今のところは責任者になって本格化した馬術部がとても楽しいです。大学生活には時間がたくさんありますが、ふんだんに馬術に費やして良かったと思っています。ブリちゃん(当時はアルバニアカフェ)に希望を出したという選択をした七月の自分を褒めたいですね(責任者は担当馬に異常に愛着がわいてしまう動物です)。
皆さんブリちゃんって呼んでくださいね。

次は馬付きという身分での頑張りがだれの目にも明らかな高橋に回します。













by kyodairiding | 2018-11-05 09:21 | 部員紹介 | Comments(0)